凹凸ガラス・くもりガラス向け防犯フィルムの必要性

毎度ありがとうございます、うめざわ店装です。最近、闇バイトによる強盗事件がニュースで取り上げられることが多くなり、自宅の防犯対策を考える方が増えています。

特に、すりガラス(凹凸ガラス)を使用している家庭やオフィスでも、泥棒が侵入するリスクを心配されていることでしょう。

カーテンやブラインドを付けられない小窓などにプライバシーガラスとして利用されていますが、
その小窓が狙われやすいという点から防犯フィルムをすりガラスに貼りたいという需要も多いのではないでしょうか?

可能な限り、すべての窓ガラスに防犯対策をしたい

防犯フィルムは、ガラスを強化し破壊されにくくするため、強盗の侵入抑制にとても有効なアイテムです。

しかしながら、すりガラスはその特性上、通常ガラス用のフィルムを使用することができません
すりガラスは接着面がデコボコしているため、フィルムがしっかりと貼り付かないのです。したがって、すりガラス専用の防犯フィルムを選ぶことが重要です。

そこで今回は、「すりガラスに防犯フィルムは貼れる?施工について」というテーマでお話ししたいと思います。

本記事の信頼性

うめざわと申します。


店舗装飾をはじめ、フィルムやシートを使った製作や施工で10年以上、職人業をしています。

これまでの経験や講習などで学んだ知識を活かして、読者さんの役に立てば嬉しいです。

フィルム製作施工はもちろんですが、ここ数年は木工造作が好き。金属溶接で目を焼いた経験ありです。

幅広い業種の職人さんと一緒にお仕事をするなかで、豊富な知識と技術を身に着け、現在では千葉県で小商いをしています。

目次

すりガラス向け防犯フィルムの必要性

すりガラスの特性

すりガラスは、視界を遮るために加工されたガラスで、プライバシーを保護するのに適していますよね。

しかし、その特性から外部からの視認性が低くなる一方で、強度が低い場合もあります。
特に、すりガラスの中でも機能性ガラスや複層ガラスと呼ばれる特殊なガラスは、フィルムを貼ることで熱割れのリスクが高まる危険性があります。

このため、防犯ガラスフィルムを施工する際には注意が必要です。

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すりガラス専用の防犯フィルムという製品をお使いください

すりガラス専用の防犯フィルムは、通常のフィルムとは異なり、特殊な接着剤を使用しています。

このフィルムは、すりガラスのデコボコした表面にしっかりと密着することで施工後に剝がれにくく、強度を高めることができます。

仕上がりは透明度が高く違和感はほとんど感じません。室内の明るさを保ちながら防犯対策ができるので、非常に実用的です。

※フィルムを貼っているのがバレバレだと、防犯フィルム以外の場所を破壊し侵入されてしまいます。透明ガラスには特に透明度の高い製品を選ぶのがおすすめです。

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熱割れのリスクと対策

すりガラスに防犯フィルムを全面に貼る場合、熱割れのリスクがあるため注意が必要です。

特に、機能性ガラスや複層ガラスの場合、熱の影響を受けやすく、フィルムを貼ることで温度差が生じ、割れてしまう可能性があります。

このため、施工前にガラスメーカーに確認するようにしましょう。

ほとんどのガラスにはメーカーや品番が印字されています。その情報をヒントに調べてみてください。
対策としては、“鍵周りだけ”などの部分貼りを選ぶと、熱割れのリスクを限りなく低く抑えることができます

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施工のポイント

防犯フィルムを施工する際には、以下のポイントに注意しましょう。

  1. ガラスの種類を確認する : すりガラスの種類や特性を理解し、適切なフィルムを選ぶことが重要です。
  2. 施工環境を整える : 施工する場所の温度や湿度を確認し、最適な条件で作業を行うことが大切です。
  3. 専門業者に依頼する : 自分で施工することも可能ですが、専門業者に依頼することで、より確実な仕上がりが期待できます。

まとめ

すりガラスに防犯フィルムを貼ることは、泥棒からの侵入を防ぐための有効な手段です。

しかし、施工には注意が必要で、専用フィルムを選ぶこと。そして、熱割れのリスクを考慮することが重要というのが理解できたと思います。

調べてもわからない場合は、ガラスメーカーに確認してみるのが確実です。

適切な施工方法を選んで、安心して防犯対策を行っていただければと思います。

ぜひ、皆さんも自宅の防犯対策を見直してみてください。

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今回はパネル系リサイクル素材について、最新情報をご紹介しました。

もしよろしければ、最後によくある質問をまとめておきましたのでご覧ください。
お仕事のご依頼や、わからない点がありましたら、どうぞお気軽にご相談いただければと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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